(前半)夏バテに効く食材とは?!

おすすめその他ポイントアドバイス個人差健康栄養素

★《《メディミールいきいき☆にこにこ☆通信》》★7月号~前編~

こんにちは!
今回は、管理栄養士の≪矢野侑紀≫が担当いたします♪
皆さまどうぞよろしくお願い致します!

~~~~☆~~~~☆~~~~☆~~~~~☆~~~~
7月に入り、梅雨明けも近づいてきましたね。
梅雨が明けると、いよいよ本格的に夏が始まります。
夏になると、つい冷たい食べ物や飲み物をとってしまい胃腸が疲れたり、
夏バテをしてしまったりと、食欲が落ちやすい時期です。。
そこで今回は、この時期に摂りたい栄養素の紹介をしながら、
オススメの食べ合わせ食材を紹介していきたいと思います!
~~~~☆~~~~☆~~~~☆~~~~~☆~~~~

【夏バテの原因】
温度差による自律神経の乱れ
外は暑いですが、電車の中や部屋の中は冷房が効いて涼しい、といった寒暖差を繰り返すことで、
自律神経の働きが追い付かなくなってしまい体調不良になってしまいます。
糖尿病の方は、自律神経が乱れることによって血糖値のコントロールが上手くできなくなることもあります。

水分不足
夏は、体温を下げるためにたくさん汗をかきます。
そこで、適切な水分補給を行わないと水分不足になってしまいます。
体の中の水分が不足すると、血液の流れが悪くなってしまい、食欲不振や体のだるさなどの体調不良を招きます。

胃腸の乱れ
暑い夏は、どうしても冷たいものを飲んだり食べたりしてしまいますが、
胃腸が冷えると働きが悪くなり、食欲不振や下痢、便秘といった消化不良を起こします。
自律神経の乱れや胃腸の冷えにより、内臓の働きが低下してしまうため、腎臓病の方も代謝が悪くなることがあります。

夏バテは、食欲の低下や体のだるさを引き起こすだけでなく、血糖コントロールや代謝にも影響してくることがわかりましたね。
まだ7月に入ったばかりだから大丈夫だと油断せずに、今から夏バテしない体づくりを行っていきましょう!!

~~~~☆~~~~☆~~~~☆~~~~~☆~~~~
【夏に摂りたい栄養素】
1.ビタミンB₁
ビタミンB₁は、糖質をエネルギーに変えたり、疲労物質を分解したりする働きがあり、疲労回復に欠かせない栄養素です。
しかし、汗と一緒に排出されやすいということもあり不足しがちになります。

◎オススメの食べ合わせ◎
・豚肉とにんにく
にんにくに含まれる「アリシン」はビタミンB₁の吸収率をアップしてくれます。
・ご飯と納豆
精米すると失われてしまうお米のビタミンB₁を納豆のビタミンB₁がカバーしてくれます。

ーーーーーーーーーーーー
2.ビタミンC
ビタミンCは、ストレスを減らすホルモンを作る働きがあります。
暑さや疲労を感じると、体の中でストレスを減らそうとするホルモンが多く分泌されます。
この時にビタミンCが大量に消費されるため、夏は不足しがちになってしまいます。
ビタミンCは、他の栄養素の吸収を助ける働きもあるので不足しないようにしっかり摂っていきましょう。

◎オススメの食べ合わせ◎
【納豆と小松菜】
小松菜のビタミンCが、納豆の鉄分を吸収しやすくしてくれます。
【オレンジと人参】
オレンジのビタミンC、人参のβカロテンは、どちらも老化予防に働き、シミを防いで美肌をサポートしてくれます。

ーーーーーーーーーーーー
3.タンパク質
タンパク質は、血液や筋肉などの体をつくる大事な栄養素です。
不足すると免疫機能が低下したり、スタミナ不足になってしまいます。

◎オススメの食べ合わせ◎
【白米ご飯と大豆製品】
白米ご飯に、みそや納豆、豆腐などの大豆製品を合わせると、たんぱく質中のアミノ酸のバランスが良くなります。
【卵とほうれん草】
ほうれん草の鉄分は、そのままでは吸収されにくいですが、アミノ酸バランスが良い卵と食べ合わせることにより吸収率がアップします。

前編はここまでです★
後編は、火を使わずに電子レンジだけで出来るレシピも紹介していきますよ!
お楽しみに(^^)/

――――――♪―――――――♪――――――

☆Instagramもはじめました!☆
https://www.instagram.com/medimeal.r/