熱中症を予防するためにできることは?

その他ポイントアドバイス持病への対応栄養素

こんにちは!!【メディミールいきいき☆にこにこ☆通信】です!

今回は管理栄養士の山本かおりが担当いたします。どうぞよろしくお願い致します。

~~~~☆~~~~☆~~~~☆~~~~~☆~~~~
気づけば2020年もあっという間に半分を迎えようとしているのですね。月日が経つのは実に早いものですね。
最近は暑い日も増えてきていますが、皆さん体調は崩されていないでしょうか?
~~~~☆~~~~☆~~~~☆~~~~~☆~~~~

今回はこれから迎える夏に向けて熱中症についてお話したいと思います!

連日ニュースで話題になっている新型コロナウイルスはまだまだ油断できませんね。皆さんコロナ対策でマスクを着用したり、外出自粛で運動不足になったりしていませんか?実はこれらは熱中症のリスクが高まる要因となってしまいます。

マスクを着けていると息苦しく感じることありますよね。

マスクを着けていると体内に熱がこもりやすく、のどの渇きも感じづらくなってしまいます。のどが渇かないからといって水分補給をしないと知らないうちに脱水が進み熱中症になるリスクがあるとされています。
また外出自粛で運動不足になると、汗をかいて体温を下げる体の準備が十分にできかったり、水分をためる機能のある筋肉が減ったりして、脱水症状になりやすいといわれています。

では熱中症を予防するためにできることはどのようなことでしょうか?
予防のためのポイントをご紹介します。普段意識されている方も改めて確認してみてください。
☆3食きちんと食べる!(食事からも水分は補給されています。毎食バランスの良い食事をとれるように心がけましょう)

☆こまめな水分補給!(のどが渇く前に水分補給をしましょう。ジュースやコーヒーは糖分や利尿作用のあるカフェインが含まれているため飲みすぎには注意しましょう)

☆上手に塩分・ミネラルも摂取!(たくさん汗をかくと、体内の塩分やミネラルも奪われてしまいます。塩分を含むあめやタブレットなども売っているので上手に塩分も取り入れましょう)

☆適度な運動と十分な睡眠!(軽い運動を取り入れ暑さに慣れておくのも効果的です。そして疲労も熱中症のリスクになります。快適な環境で質の良い睡眠をとりましょう)

もしも、熱中症かなと思ったときは…

冷房の効いた場所へ移動しましょう。屋外なら日陰の涼しい場所に移動して休みましょう。
首筋、脇の下、脚の付け根を冷やし体温を下げましょう。冷たいペットボトルなどを利用するのもよいです。

水分をとれるようなら、水分補給と塩分などミネラルの補給もしましょう。経口補水液は水分とミネラルがバランスよく配合されていて、吸収も早いのでおすすめです。ドラックストアなどで購入できるので経口補水液を自宅に常備しておくこともおすすめです。
(糖尿病や腎臓病の方は塩分を控える必要もあるので、経口補水液の飲みすぎには注意しましょう!)

~~~~☆~~~~☆~~~~☆~~~~~☆~~~~
これから本格的に暑くなる季節になります。今年は新型コロナウイルスでいつもとは違う夏になりそうですが、楽しい夏を過ごせるよう熱中症や体調管理に気を付けて毎日を大切に過ごしていきたいですね!