カフェインと糖尿病・腎臓病の関係?

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【メディミールいきいき☆にこにこ☆通信】
5月号 後半
こんにちは!今回も、管理栄養士の松井彩菜が担当いたします♪
皆さまどうぞよろしくお願い致します(*^-^*)



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前編では、「カフェイン」についてお話しました。
後編では、「カフェインが含まれるいる食べ物・飲み物」「糖尿病と腎臓病の関係」をご紹介します!

 

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【カフェインが含まれている飲み物】
コーヒー   60㎎/100ml 
煎茶     20㎎/100ml 
番茶     10㎎/100ml 
ほうじ茶   20㎎/100ml 
ウーロン茶 20㎎/100ml
紅茶    30㎎/100ml
エナジードリンク  32~300㎎/100ml

【カフェインが含まれている食べ物】
ココア       10㎎/100ml
普通のチョコレート 25~36㎎/100g
高カカオチョコレート68~120㎎/100g

※製品によって異なる

 

 

緑茶、紅茶、コーヒー飲料等は、多くの人が日常的に飲用していますが、
これらの飲料には原材料に由来するカフェインが含まれています。
さらに、カフェインを添加したエナジードリンクや眠気覚まし用の清涼飲料水、
さらにサプリメントやガムなど
様々な製品が販売されています。


コーヒーや紅茶と合わせてこれらの菓子類を食べていると、
気づかないうちにカフェインを多く摂っていることもあるので、注意が必要ですね。

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『カフェインと糖尿病』
コーヒーを日常的に飲み続けると、体脂肪の燃焼が促進されると考えられており、
糖尿病発症リスクを下げることも分かっています!

しかし、すでに糖尿病に罹患されている方では、コーヒーを飲むことによって、血圧や血糖値が上昇したり、低下したりする可能性
報告されています。

カフェインには、交感神経を刺激する作用があるためです。

ただ、コーヒーの香りはストレス緩和などの効果もあるため、
香りの良いお好みのものを4~5杯を限度に楽しんでください♪
砂糖やミルクを入れると血糖コントロールが悪化させる可能性があるため、
できるだけブラックコーヒーで飲むことをオススメします。

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『カフェインと腎臓病』
コーヒーを飲んでも良いですが、
カリウムやリンの摂り過ぎに気を付ける必要があります。
また、カフェインといえば利尿作用がよく知られていますが、
透析患者さんは体内の水分の増加に繋がるので飲み過ぎには気をつけましょう。
また、ミルクが入っているコーヒーはカリウムやリン、塩分が高くなりやすいです。
メーカーによっても含まれるカリウムやリンの量に差があるので、いつも飲んでいるコーヒーの成分をチェックしてみるのも良いかもしれません。
1日1~2杯程度にとどめ、濃いコーヒーやミルクのたっぷり入ったコーヒー、
缶コーヒーは控えて
ブレイクタイムを楽しみましょう。

 

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カフェインを上手に使って、気持ちも体調も整えていきましょう!
気温が暑い日が続きますが、水分もこまめにとって熱中症などにはお気を付けください。
来月もメディミールいきいき☆にこにこ☆通信をお楽しみに♪

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